>>24 甲子園と違うのは、「間接代理制」という意味合いだと思う。
地域の代表ではなく、地域の代理人。
言葉では多分ピンと来ないだろうから単純化した例。
地域にaさんしかおらず、そのaさんが代表Aとして議員になれば、地域の意見(つまりaさんの意見)は100%主張出来る。
しかし、aさん、bさん、cさんがいて、その代表がBさんなら、全員の意見を100%主張する事は出来ない。
何故なら、同じ地域に住んでいるからと言って、abcさん全員が同じ意見では無いから。
ある法案にaさんは賛成だが、bcさんは反対だとすると、aさんの意見は「地域の代表者が
いるのにもかかわらず中央にすら届かない」という事になる。
しかし、地域に違う主張をしてくれる代表者がいれば、そちらへ投票し伝える事が出来る。
地域の代理人が少ないと、地域の声の多くを封殺してしまう事が問題となる。
(もちろん、全員の意見を隈なく中央に伝えるなど現実的には到底出来ないが、
それでも「人を減らす」→「少数意見が通り(見え)難くなる」という結果にはなる。)
「一票の格差がある」という事は、上記のように代理人Aさんが代弁する人数に
大きな(現状で言えば2倍以上の)差があるという事であり、有権者から見れば
容認できないほどの不公平感になるという事。
数値で言ってしまうと、自分の発言権が50%以下になった人に「我慢しろ」と言っているのと同じ。
これは法のもとでの平等を謳った憲法に違反しているので、面白い面白くない以前に是正しなければならないという事。
(参政権に不公平があってもいいという憲法に変えるなら別だが、そんな事は現実的に不可能)
だから個人的には、議員はどんどん増やしてもいいと思う。
ただ、歳費が総額で現在の金額以上にならないよう、一人あたりの費用を大幅削減することが条件で。
それが公平だと考える。
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