>>18 それは完全に間違った先入観の典型ですね。
少なくともエリートの左翼思想の人はいますが富裕層にはいません。
貧しい右翼思想の人はいますが低学歴には多くはいません。
世界の事情は置いておいて日本に限れば
戦後の振り子の振れと、同時代に台頭した左派国家(社会主義)の影響が大きいのです。
ま、この辺りは山本七平や草柳大蔵の著書を読めば理解できると思います。
一部、極々一部ですが掻い摘んで挙げると
マルクスレーニン主義が最新の流行だった(ソ連や中共の建国と成立などから)
最新最先端の思想を取り込むことがインテリの証だった(最近の文言で言えばアーリーアダプター)
場末の学のない連中には、ややもすれば難解で奇異な思想を理解している、シンパであるということが
インテリの証だったわけです。
故に、比較的高学歴な大学生(学生運動最盛期の大学進学率は10%台)から火が付いた結果が
フラワームーブメント期の左派運動です。
その後は、労働運動と左派運動が密接に連動した為、低学歴・低所得者層が左派運動の中心プレイヤー
になっていきました。
いわゆる資産家(左派曰くのブルジョワジー)は左翼思想とまったく相容れません。よって
ブルジョワジーほど右派支持という事です。
また、昨今の傾向として高学歴者ほど右派支持というのは論を俟ちません。
現状では資本主義の方が優れているという結論が出ていますから、世情を読める人ほど・・・という事です。
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