
いま「止まるんじゃねえぞ…」の名言(迷言?)で有名な
鉄血ガンダムの再放送がBS11で終盤を迎えてて、俺も初めて全編見てみてるが、
まさに「世紀の大駄作」という定評通りなひどさである一方で、
それは別に作品としての出来が悪いからじゃない、
「集団ADHD状態と化した組織が容赦なく破滅へと突き進む物語」としては
大傑作であるが故に、そこに嫌悪感を抱かされるせいで大駄作、といった意味合い。
血気盛んで、文盲級に学のない元孤児たちが、
とにかく現状をなんとかしたい一心で捨て身の戦闘を繰り返して行く殺伐さが、
戦いの必要もない所にまで戦いを招いての破綻を呼び込む。
まさに今のアメリカや日本のような資本主義の民主主義国の政治そのものな有様。
ちゃんとメリビットっていう、国民民主玉木なみの冷静さでそこを問題視して
引き留めようとする登場人物とかもいるんだけれども、全く止められはしない、
むしろ自分のほうが鉄火場での場違いさ加減ゆえの疎外に苛まれてるのまで同じ。
この作品の初放映直後に、アニメ業界はけもフレ騒動からのKADOKAWA一強体制の
大崩壊が起きて、声優の枕営業問題などにもメスが入れられての自浄作用を来たし、
そのおかげで世界的ヒットを飛ばすような作品を多数輩出するようになったりと、業界規模
ではむしろ吉兆となったもので、その破滅の先にはきっと次の時代も開けてるのに違いない。
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