>>40  主張に欠陥、最低でも論理的飛躍があってまったく賛成できない。   
 【前提】完璧な憲法など無いから随時改善するべき。→ここは正しい。 
 【結論】一部の有権者に選ばれた人達の意志によって改正の機会が奪われるのは 
 間違った姿であるので現行憲法96条の改憲の条件は緩和すべき。→前提と繋がっていない。   
 何故繋がっていないかの理由は以下の通り。   
 憲法には憲法改正の手続きに関する規定が定められており、間接民主制を採る日本では 
 選出された代表者によって法改正などの機会を作る事も完全に正しい。 
 (これが間違っているというのなら、有権者全員参加による直接民主制しかない)   
 そもそも、憲法のどこをどう変え、他の憲法との矛盾が生じないかなどの検証をすること自体、 
 一般有権者には根本的に無理な話であり、そう言った提案・発議に関しても委任している。   
 もちろん、現行法があまりにも現在の社会に弊害を生じさせており、市民が改正を求めるも 
 不誠実な国会運営によりそれらが悉く潰されているという「事実」があるのならば 
 改憲条件緩和という考え方にも説得力を持つが、そう言った事実は無い。 
 (改憲派がいる事と、改憲条件の緩和が必要と言う事は直接的には繋がらない)   
 なお、「条件を緩和したい」と言う事は、「現在の条件では必要賛同者が得られにくい」という 
 立場の主張者からしか出てこない主張である。
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