他に適切な例えが見つからないので
左派や左翼とは無縁な事例ですが
かつてDINKS(Dual Income No Kids)という生活思想が流行したことがあります。
夫婦共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦を指したものですが、この担い手が
高学歴・高収入に偏っていたように新しい価値観(思想や信条も含む)に飛びつきやすい
アーリーアダプターは比較的、高学歴者が多かったのです。
一方で(蔑視の意味合いもあるが慣用句として使われているので)貧乏人の子沢山という言葉もありますね。
思想としては19世紀から存在しましたが、ソ連邦と中共の成立によって思想が国家を為す完成形が成就したのが
戦中戦後の時期なのです。
また、キューバ革命の英雄でありゲバラは多くの国で”おたずねもの”扱いされる中、日本は入国を認め
広島観光などを行っています。日本の若者が「革命」を叫ぶ一助に寄与したかもしれません。
折も折、インテリを自称しアーリーアダプターな層は、挙って「新しく鮮烈で理想的な」思想に傾倒したのです。
当時は、日本を代表する朝日新聞なども北朝鮮をして「理想郷」「地上の楽園」などと評していましたから。
「新しく鮮烈で理想的な」思想に通じていることがインテリの証だったわけですね。
当時はインテリが担い手であったことに間違いはないのですが、でも、富裕層とは真逆です。
例外や特殊な事例を除けば、21世紀の日本に於いては、現状認識として
高学歴や富裕層は保守(右)支持
低学歴や貧困層は革新(左)支持
で間違いないと思います。
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