政治の不可能性


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001 2024/06/23(日) 22:33:06 ID:t6pKG2cct6
果たして政治は可能なのか?政治には2つの機能側面がある。
1)敵と味方を区別し、敵を退ける。
2)権力による支配と被支配とで集団を制御する。

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002 2024/06/23(日) 22:47:05 ID:t6pKG2cct6
1)は、端的に言って差別である。
2)は、権力支配コントロールだ。
政治は、古来、機能してきたから、無条件に不可能だと言い切ることはできない。然るに、今、不可能性を問題にするのであるなら、本来2つの機能が成立するための条件があるはずなのに、現在は、その条件が満たされないことを論証せねばならない。

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003 2024/06/23(日) 23:51:15 ID:bgP/RNS8Ec
もう、発想が化石。次を考えた方がよい
代理政治を止めて、国民が直接、リアルタイム投票で選択政策を決めたとする
でも、リアルタイム選択政策が成功するという保障は無い
その場合、誰が責任を取る?

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004 2024/06/24(月) 05:44:48 ID:YpZiIcHFz6
>>3
3)誰かが責任を取る
を追加しよう。
大昔は供犠というものもあった。必ずしも人身御供ではなかった。これが現在機能していない。
あと、無条件に民主制を前提としてはならない。

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005 2024/06/24(月) 07:12:09 ID:YpZiIcHFz6
敵と味方は違う
支配者と被支配者は違う
誰かに責任を押し付ける
これが、政治の本質

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006 2024/06/24(月) 11:34:01 ID:YpZiIcHFz6
二つの差別と生贄こそが政治だ。
だとしたら、現代社会には、これを成り立たせる条件はあるのか?
民主制は、かつて頻繁に破綻、滅亡した王権国家の債務倒産を許さぬために、つまり、借り逃げ防止のために普及した。民主制は、責任所在を曖昧化し、単なる政権交代で限定責任化した。支配、被支配構造の不可視化も成し遂げ、差別は一本足打法になった。
ニュルンベルク裁判のヒトラーのナチス第三帝国は、ヒトラー一人に罪を負わせて生贄にできた最後かも知れないが、東京裁判A級戦犯茶番で明らかになたように、生贄が成立しない事になった。
さらに、現在進行形の世界的差別禁止ムーブだ。
三つの条件は崩された。

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007 2024/06/24(月) 12:13:39 ID:YpZiIcHFz6
今だに1)ゆえに2)で、3)で粛清をする国家はあり、政治大国として非民主主義国家のリーダーであり続けてはいる。非政治的国家は、存在できるのか?という問いがあるとしたら、「政治国家の傍らに」と頭に付け加えるべきかもしれず、それこそが、現代の問題だ。

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008 2024/06/24(月) 12:25:17 ID:YpZiIcHFz6
米中の覇権争いの背後には、これもある。アメリカは、まだ差別大国だし、仮想敵創造で軍需産業が回る国だが、非政治国家になりつつあるのは変わりなく、表面上の非政治性は、まだ大国であり続けている姿とギャップがある。ゆえに、大国を支える隠れた政治意思の存在が為政者側からも疑われ、率直なトランプなどは、盛んにDS連呼する。「見てくれ!政治が不可能なはずなのに、なぜ政治があるんだ?」というわけだ。

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009 2024/06/24(月) 14:38:16 ID:YpZiIcHFz6
1)2)3)喪失故に政治が不可能だと悟るや、行政も劣化し、内部に派遣労働者を抱え込み、NPOやNGOに侵食されて、問題解決を利権創出でしか対応できない政治と相俟って、公金チューチューは避け得なくなり、雪だるま式に財政を毀損する。税金は財源に非ず論まで飛び出すが、現実は増税ラッシュだ。選挙制度そのものが、機能不全に陥り、投票行動は無意味化する。最後は移民増殖による文化崩壊VS体制崩壊だ。文化を守るためなら政治は捨てられる。なぜなら、政治がなくても生きては行けるが、文化なくしては生きては行けぬから。

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010 2024/06/24(月) 19:23:35 ID:YpZiIcHFz6
政治があるかのような演出は、日本の敗戦後のGHQ占領政策を手始めに、民主主義の輸出と銘打ってアメリカが始めたものだ。アラブの春まで延々と繰り広げられたそれも、ついに耐用年数が切れて、アメリカ自体が政治があるかのような国に成り果てた。アメリカを存続させている原動力は、もはや国民ではない。政治家でも、ましてや大統領でもない。軍産複合体なのか、国際金融資本なのか、誰なのか、わからなくなっている。アメリカはボロボロだ。にも関わらず、まだ政治があり、対中政策や対露政策、中東政策にかなり深入りして影なるプレイヤーとして画策して見える。見えるだけなのだが、誰も気が付かない。既に政治が不在であることに。政治が不可能であることに。

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011 2024/06/25(火) 08:31:20 ID:QRjkmTfjgk
政治なき時代に、まだ政治らしきものを弄ぶが故の無駄、ロス、リスク、悲劇をいかにして乗り越えるか?乗り越えた先の景色は?

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012 2024/06/25(火) 11:24:45 ID:QRjkmTfjgk
政治らしきものの残滓の弊害。
特権階層、上級国民みたいな存在が浮かび上がる。
排外主義が盛り上がるが、政府は逆走している。
国民への負担の押し付けに無神経になる。
私利私欲以外で政治が行われない。
支配層が世襲と身内意識で固まった家産利害団体化する。
戦争が大量虐殺化する。
失敗は国民のせいにされる。
薬中、自殺者、犯罪が増える。
警察機能が死ぬ。
裁判所の判決がおかしくなる。

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013 2024/06/25(火) 12:34:28 ID:QRjkmTfjgk
全く新しい政治の姿のイメージがある。
まるで政治には見えない政治だ。そこにどうやってたどり着けるのかがわからない。少なくとも現在の政治からは生まれ落ちない。政治プロセスではない何かが手繰り寄せるしかない。

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014 2024/06/26(水) 09:09:44 ID:dpvsFiiypQ
政治は、父系制社会の副産物である。
何故世界が父系家族ばかりになったかというと、農業、牧畜ができるようになって、農業生産、畜産に関わらない人口を養えるようになったから。
なので社会階層として貴族と農民(奴隷)に分離するようになり、貴族は「農業生産に関わらないが、その富は収奪する。その代りその社会が維持できるようにする責任を負う」ようになった。
社会の維持とは主に
・大規模農地の保持やそのための土地開発などに人
的資源を強制的に分配すること
・飢饉の時に、来年の種もみまで食べつくさないように、餓死者がでてもそれを守ること
・これらのために文字を読み計算する能力を子弟に
教育し、記録を残すこと
・他の部族からの収奪や農地または水源地などの争いに勝つ事だ。
社会維持には「物理的な強制力」を伴う。つまり武力や膂力で人々を強制的に従わせることが必要になるからだ。
また、この社会維持に成功した集団は大きくなった力を使って周囲の集団を時に収奪し、ときに配下に納め、ときには「従いますから仲間にして下さい」という形でどんどん大きくなっていったわけである。
これらの事から「社会を守り維持するのは男性の仕事」と言う位置づけが強くなり「守られる側の女性や子供は男の従う」形になっていった。男子を優先に相続させるのは「保護者を適正に代替わりさせるため」なのだ。
農業発達以降、世界中で戦争が起きるようになったので、一部のそういう条件の少ない部族以外は父系社会なのである。

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015 2024/06/26(水) 09:28:08 ID:dpvsFiiypQ
遊牧民は、支配者気質であり、農業民を収奪し、牧する民だから、父系制社会が多いのだ。
彼らは政治的な民族でもある。
ならば、第一次産業従事者の激減した現代は、潜在的には貴族的支配層気質が多く、政治的なのではあるまいか?都知事選立候補者も腐る程いる。誰もが威張りたがり、マウントを取りたがる。奴隷的な仕事を忌避し、自由を欲しがり支配されることを極端に嫌がる。
確かに腐った貴族のような輩ばかりだ。腐った貴族ほど政治と無縁な存在もない。農民なき腐った貴族だらけの社会故に政治は不可能になってしまったとも言える。

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016 2024/06/30(日) 13:03:52 ID:hhep1TVcLM
[YouTubeで再生]
民主主義は、政治の最終形態だという説がある。しかし、民主主義こそが、政治の終わりをもたらすのである。政治は、戦にあらず、生贄や祭りにあらず、権力支配にあらずという嘘が民主主義であり、政治の否定だったのだ。そのすべてでなければならないのが政治なのだから。都知事選のあの体たらくを何と見るか?アメリカの大統領選の混乱、人材枯渇、AI候補まで現れたイギリスの総選挙の行方、刮目して見届け給え。

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017 2024/07/02(火) 13:13:37 ID:k.lVn1sdNQ
政治の不可能性は、自由と平等の民主主義の楽園ワイマール共和国の崩壊に示されているのか、はたまたヒトラーのナチス独裁に顕現しているのか?
その両方と言いたいところたが、どちらかといえば前者に顕著である。さらには、ヒトラーをタブー視する現代政治こそが、政治の不可能性の証左である。
ヒトラーをもってしても政治を可能ならしめることができなかった、という意味では、ヒトラーを断罪する時代も、ヒトラーも政治が可能ではないがゆえに、同等ではあるのだが、より、ヒトラー的なものへの否認、切り捨て、封印は、政治不能の深刻な末期症状だといわねばならない。

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018 2024/07/02(火) 15:03:38 ID:k.lVn1sdNQ
ヒトラーは、ナチズムが不可能であったことを通して、不作為に現代の政治の不可能性を証明してしまい、大戦後のヒトラー否定ムーブは政治の不可能を意図せずして背負ってしまい、なおかつ口を拭っている。
政治は、定義を変えるべきだろいう。政治とは、公的価値の実現手段であるというシンプルな定義に。目的が公的価値実現なのであれば、担い手は、政府や官庁である必要はない。民間や、個人でも構わない。
シンプルだが、問題がないわけではない。
何が公であり、公的価値なのか?
どうやってそれを社会に機能化するのか?

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019 2024/07/12(金) 12:52:07 ID:ZfTMqvz4u2
政治家に期待してはいけない。政治という職業そのものに無理がある。どんな能力者にも務まらない職業である。人間の能力限界をAIなどで乗り越えようとするのは最悪であり、変えるべきは政治という職業の方だと気づかねばならない。

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020 2024/07/12(金) 12:57:07 ID:ZfTMqvz4u2
政治が不可能であるこは、未来が予見不可能であることも関係してはいるが、それ以上に根源的に不可能である。国家がグローバリゼーションを御せないのは、為替をコントロールできない以上に根源的な不可能性だ。

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021 2024/07/28(日) 18:10:38 ID:NV9pXtOwTY
>>16
2024 年の英国総選挙では人工知能が政治の舞台に歴史的な参入を果たし、革新的な候補者である AI スティーブがブライトン パビリオン選挙区に立候補しました。 画期的なアプローチにもかかわらず、AI主導の候補者はわずか179票しか獲得せず、全体の0.3%に相当した。

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022 2024/07/29(月) 08:09:28 ID:IqyuJT9BbU
日本に政治はない、正確に言えば日本国や日本国民のためのナショナリズムな政治は存在していない。
存在しているのはグローバリズムのための政治で、グローバリストによるグローバリストのためのグローバリストの政治があるだけである。
「外国人を日本の宝」とする無見識・無制約・無制限な政策こそはその好例と言えよう

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023 2024/08/06(火) 20:31:54 ID:LsdtxIeWzo
>>22
日本に限っては、政治不在は、主権なく、アメリカのコントロール下に完全に組み込まれた偽政府が偽装されているからだが、世界的に政治が不能化している事象は、原因が他にある。果たしてそれは、いつからか?ソ連の崩壊後のグローバリゼーションに原因を求める向きがあるが、正しいのだろうか?

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024 2024/10/16(水) 22:39:27 ID:FQvV6Sk2CQ
権力交代さえ起きればまともな政治がなされるという信念は正しいか?政治そのものは、従来通りの機能セットで変わりようがないのか?全く新しい政治システムを構想する知能は現れなくて構わないのか?政治が賄ってはきたけれど、もはや十分ではなく、機能不全に陥って害ばかりという状況を人々は気付けず、相変わらず権力交代だけに期待して手遅れになってはいまいか?今や、政府。国家機関でなく民間私企業が、有人宇宙飛行を実現する時代だ。政治そのものが、単なる権力システムで役割を果たせるのか?政治にとって最も核心的な機能、本質的な目的はなんで、旧来の政治は目的達成に整合的な手段であり続けられているか?選挙制度や政治資金だけが問題でいいのか?

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025 2024/10/16(水) 23:23:44 ID:f/64RhxRXI
1は簡単では??

多くの扶桑人にとって民主主義は信仰で、それを馬鹿にする行為は明確な敵対行為だ!!!

議論やら思考実験としては面白いが、行為としてのアウトプットは異端審問

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026 2024/10/17(木) 08:00:36 ID:wA6o69bzPs
国家とは、再分配装置である。この再分配装置が、そもそも権力を創出する。だから、権力自体は変更、解消不可能だと考えられてきた。
共産主義などは、むしろ、権力強化主義に陥らざるを得ない道理だ。
ならば、資本主義、市場原理主義ならば、無政府主義、権力なき社会に我々を導いてくれるのではないか?

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027 2024/10/17(木) 16:05:15 ID:wA6o69bzPs
新自由主義の立場から、無政府主義を標榜する有力な論者は下記だ。

1. **マレー・ロスバード**
ロスバードは、アナルコ・キャピタリズム(無政府資本主義)の代表的な思想家です。彼はリバタリアニズムと無政府主義を結びつけ、政府が全く介入しない自由市場を支持しました。ロスバードは、財産権と自由な市場が人間の自由と社会的秩序をもたらすと考え、国家がこれに干渉することを強く批判しました。

2. **デヴィッド・フリードマン**
経済学者であり、無政府資本主義(アナルコ・キャピタリズム)を支持しています。彼は著書『The Machinery of Freedom』において、政府を廃止し、全てのサービスが市場によって提供されるべきだと論じました。フリードマンの無政府主義は、新自由主義的な市場経済を理想化しています。

3. **ハンス=ヘルマン・ホッペ**
無政府資本主義とリバタリアニズムの哲学者であり、国家を批判しつつ、市場経済の完全な自由を擁護しています。彼の思想は「自由な秩序」の構築を目指し、国家の存在を否定しつつも、私的財産と市場の秩序を重要視します。

4. **ウォルター・ブロック**
経済学者であり、無政府資本主義者。彼は市場による自由な相互作用が、法と秩序を保つ最善の手段であると主張しています。彼の立場も新自由主義的であり、政府の介入を極限まで排除した経済システムを擁護します。

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028 2024/10/17(木) 21:13:22 ID:wA6o69bzPs
政府機能なくしてはなかなか実現不可能な要素は、権力、公平性担保、外構の場での国家代表、インフラという4点に絞られる。

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029 2024/10/17(木) 21:18:22 ID:wA6o69bzPs
無政府主義が可能だとしても、いっせいのせ、ですべての国が、足並み揃えて無政府主義に移行しない場合、併存する国家システムを保持した集団が、競争優位に立ち、結局は、無政府主義が採用されない可能性はある。
無政府主義が国家を構えた集団にあらゆる面で優位性を発揮し、勝利できなければ、無政府主義は実現しない。

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030 2024/10/17(木) 21:59:47 ID:wA6o69bzPs
現代は商人社会、或いは会社制社会だ。武家貴族社会から革命的に転換した。議会制民主主義は、政治の最終形態面をしているが、商人社会に適合的ではない。アナルコキャピタリズムが相応しい。国家に勝利するアナルコキャピタリズムは、建設中で、槌音は、依然鳴り響いている。

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031 2024/10/18(金) 13:33:38 ID:nMRzudexxo
無政府主義に人気がないのは、無政府主義になると、日々の生活が政治的になるからだ。これは面倒臭くはないが、鬱陶しい。政治家に丸投げして
偶に騒動があれば野次馬を演じるくらいの距離感が政治にはちょうどいい。古代のように祭で競って、あるいは骨を燃やして吉凶を占うくらいの遠さがいい。可視化、可感化したくないのだ。現代なら、街中に監視カメラが張り巡らされ、あらゆる意見表明が吸い上げられるといった余計な情報システムも加わるだろう。暮らしが政治化するとは、一挙手一投足が公的価値実現に参与させられるということだ。意識的でなくとも公的価値審判が常に控えているのは狭苦しい。商品価値付けられる人生を生きるしかない現代人に、公的価値をも担わせるのだから、窮屈だ。

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032 2024/10/18(金) 13:43:33 ID:nMRzudexxo
岡田斗司夫の評価主義経済と似てくる。承認欲求が組み合わさってグロテスクに肥大する意識高い系アピールも現れれば、インプレゾンビみたいな輩も出現する。だったら、政治家を仕立て上げて議会に隔離し、巷をウロウロさせないほうがマシではないか?

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033 2024/10/18(金) 18:20:42 ID:nMRzudexxo
国連の個別国家に対する内政干渉は激化している。これは、国家を揺さぶり解体して世界政府を樹立する方向ばかり目指しているわけではない。全体主義世界政府とほぼ変わらないアナルコキャピタリズム的無政府主義も促されているのだ。

国連の女性差別撤廃委員会は17日、日本の女性政策を審査する会合をスイス・ジュネーブで開いた。委員からは選択的夫婦別姓の導入に向けた取り組みを問う声や、男女平等の観点から皇室典範の見直し検討を促す意見が上がった。同委は近く改善勧告を含む報告書を公表する。

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034 2024/10/18(金) 21:53:58 ID:nMRzudexxo
>>29
国家をぶっ壊す工作は、敵対する国家によるものとばかりは言えない。ソ連はある意味、内部で膨張したイスラム系人口によって崩壊したとも言われるが、アメリカが仕込んだわけではなかった。
今や国連も国家破壊工作の主役だ。移民推進が最も効果的に国家を破壊する。
国際移住機関は移住の分野における主要な政府間機関で、人道的かつ秩序ある移住は移住者および社会に利益をもたらすとの原則に基づいて活動する。IOMはサービスと助言を政府や移住者に与え、国際社会のパートナーとともに、増大する運営上の課題に取り組み、移住問題についての理解を深め、移住を通して社会経済開発を進めることを奨励し、移住者の福祉と人権が守られるようにする。

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035 2024/10/19(土) 13:30:21 ID:miQ1Q211ng
政治とは、政治家に権力の餌を与えて隔離し、日常生活から公を祓うためのシステムに他ならない。権力付き生活保護みたいなものである。高級官僚の成り手がいなくなるように、政治家の成り手もいなくなるとピンチだ。鳴いて撃たれる雉に成りたがるもの好きは、芸能界と政界には群がるものだが、両者の境界は既にない。可視化されても身近には存在しないのが、共通点だ。

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036 2024/11/13(水) 20:12:05 ID:/URBrn1Gb2
選挙民はその投票行動に一切の責任を負わない。このような欠陥のある民主制には、意思決定しない政治にまで機能削減するのが妥当である。意思決定が政治だという虚構をいつまでも引きずるべきではない。選挙民の代わりに民意で選ばれた政治家が責任を取れるだろうか?どんな責任を?大抵の失政は取り返しがつかぬものであり、辞任、解任、失職、交代で埋め合わせが出来るものではない。意思決定しない政治が開発されなければ不幸は終わらない。

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