日本人にとっては、政治家が通称「造り酒屋」などとも呼ばれる
先祖代々の大地主、大庄屋の血筋であるなんてのは
もはや当たり前のこと過ぎて、そこに問題性を見出そうとする
意味すら見出せなくなってしまっている場合が多いものだが。
今まさにアメリカにおいて、典型的な不動産王であるトランプが
大統領として好き勝手やらかしていることがかえって、
アメリカにとってのセルフ経済制裁もいいとこな暴挙に
成り果てていることにより、スレタイのような実情が露わともなっている。
地主や戸主としての不労所得によって巨万の富を得ているような者は、
見るからに国王か何かのような見てくれからの威厳を帯びやすいもので、
だからこそ国や自治体を治める政治家としての資質にも恵まれている、
などという風に思えてしまい、民主政での票なども集めやすいのだが。
その内実はといえば、恵まれた土地や建物だけを選り好みして
私有することで私腹を肥やしている、我田引水の長者であるのが
真相であるために、恵まれた土地もそうでない土地も、富者も貧者も
どちらも存在するのが常である、国や自治体規模の世の中全体を
治めたりすれば、良かれと思って世を傾けるのが常態と化してしまう、
まさにただの一般民ほどにもろくな成果の挙げられない凶賊となるのである。
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